ベータグルカンの構造と働きとは

ベータグルカンとは植物やキノコなどの菌類に含まれている高分子結合の連鎖たんぱく質多糖体のことであり、特に多いのがシイタケなどのキノコ類です。

連鎖たんぱく質多糖体とは複数のたんぱく質が鎖状に連結した状態になったものであり、これは単体のものを摂取するよりも高い効能を得やすくなっているだけでなく、多糖体であることから細胞に対して適切な誘導を促す補助を行ってくれます。

このような物質は体に吸収されると免疫力を高める働きがあり、加齢からくる基礎代謝の減少への有効な対応となってくれるでしょう。

基礎代謝は20代から下がっていくのが一般的であり、これは避けることができない事実です。

そのために年齢が高くなると病気の発症率が高くなってしまいますが、免疫力を強化すれば病原菌に対する抵抗力を高めることに寄与してくれます。

日本ではベータグルカンというとキノコ類から摂取するケースが多くなっていますが、海外ではパン酵母から取り入れるというのが通常です。

実はキノコ類と比較するとパン酵母の方が含有率が高くなっていて、それでいて主食になるパンという食物で摂取できるので、積極的に取り入れるのであればパン酵母の方が有効になっています。

現在は医療技術の進歩で長寿になっていますが、長く生きられるようになると免疫力低下からくる病気の発症リスクも高まってくるでしょう。

免疫力に関しては多くの方法で強くすることができますが、効率的で実行しやすいのが食事なので、ベータグルカンを豊富に含む食物を積極的に行うのは大切です。

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